中国の流行語――“男神““女神“

男神,女神

nánshén , nǚshén

本来の意味 “男神”という単語は元々中国語にはない。
“女神”は女性の神様あるいは仙人の意味。
ネット上の意味 自分にとって神様のような存在。多くの場合、アイドルを指す。その人が男性ならば“男神”、女性ならば“女神”と呼ぶ。
用法 木村拓哉是我的男神。(キムタクは私の「男神」だ。)
今天在地铁站遇到了我的女神。(今日、地下鉄で「女神」に出会った。)

派生:“男神”“女神”には主に次の三つの意味がある。
(1)頭が切れて、真面目で、仕事もできる、何もかもが優れている人。この場合は「憧れている人」の意味で、男性にも“男神”、女性にも“女神”がいてかまわない。
(2)アイドル。女性は好きな男性芸能人を“男神”と呼び、男性は好きな女性芸能人を“女神”と呼ぶ。“偶像”という直訳はすでに使われなくなっている。
(3)片思いをしている相手。好きではあるが、自分と釣り合わず、手の届かない人。その片思いの人を女性は“男神”、男性は“女神”と呼ぶ。

流行の由来:“天涯”“晋江”などの有名な掲示板で検索したところ、2012年ごろからこの二つの言葉は使われ始めたが、まだ例は少なかった。2013年以降によく見かけるようになったので、その後ネットで広まったと思われる。現在ではすでに一般的な市民権を得ている。“女神”は古代中国語からあった言葉であるが、“男神”は“女神”に倣って、新しく作られた言葉である。


参考資料:
http://baike.baidu.com/subview/8334353/14775359.htm#viewPageContent
http://baike.baidu.com/subview/6689/9339233.htm#viewPageContent



你知道这个网络用语吗?―“男神““女神“

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許雪華北京外国語大学・院生

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