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受身文“被”

文法

受身文“被”#1

被動作者が動作を受けて、どのような状態になったのかを表す文。

K老师
K老师

#1
 中国語の受身文は、被動作者が動作を受けてどのような状態になったのかを表す文なので、動詞述語は裸の動詞だけでは成立せず、多くは結果補語や様態補語、“了”(動詞が損害を与える、離脱、消失の意味を持つ、動作の影響が強い動詞の場合)を伴います。この動詞述語の特徴は、“把”構文によく似ています。同じ事態を、動作主側から述べたものが“把”構文、動作対象側から述べたものが受身文ということもできます。

 “被”の後の動作者は省略することができます。(例:我的钱包被偷了。) 受身文の多くは既に発生した事態について述べるもので、動作対象が被害を被るニュアンスを伴うことが多いです。

被動作者+“被”+(動作者)+動詞+付加成分

例文

A:你怎么那么伤心?
B:我被老师批评了。

あなたどうしてそんなに悲しんでるの?
私は先生に叱られました。

A:我的钱包被偷了。
B:你快报警吧!

私の財布が盗まれました。
はやく通報しないと。

A:小朱被选为学生代表了。
B:真的!太好了!

朱さんは学生代表に選ばれました。
本当に!すごいね!

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