中国語教授法研究会

中国語教授法研究会

1.研究会の主旨
・オープンナレッジ(教育的知識のオープン化):教師個人が持っている暗黙知を誰もが共有可能な形で公開し、集合知として積み重ねていき、より良い教授法を共有する。
・参加者主導型:参加者自身の「教授法、補助教材、小ネタ、成功例、失敗例、悩み」などを共有し、検討する。
・教師個人の指導スキルの向上を目指す。
・指導経験の少ない若手教師の学びの場にする。

2.本研究会の運営方法、参加資格
・2ヶ月に1回程度開催予定。
・年会費、参加費なし。
・指導経験の有無、教員、院生、学部生を問わず参加可。

3. 内容
・コーディネーターを中心に参加者全員で指導法を紹介し、検討・共有する。
・毎回のテーマは、参加者が知りたい、検討したい内容を最優先とする。

☆飽きさせない授業   コーディネーター:阿部慎太郎(関西大学・非)
 「学生が寝たら、自分の授業がつまらないと思え!」大学院時代に教わった言葉です。
 「学生が寝ない授業=学生を飽きさせない授業」をするためには、様々な方法、テクニック、またそのためのスキルや知識が必要であり、軽視されがちですがこれは重要な教授法の1つです。
 メリハリのある授業の組み立て方、暗誦練習を単調にしない方法など、皆さんの経験談(成功例、失敗例)やテクニックを共有、検討しましょう。
《今後のテーマ(予定)》
・メリハリのある授業の組み立て方
・ゲームを取り入れた活動方法
・発音、暗誦練習が単調にならない方法
・ペアワークの方法

☆分かりやすい教え方  コーディネーター:紅粉芳惠(京都産業大学・講師 )
 分かりやすい教え方を構成する要素は何かと考えてみると…
1コマの内容配分、話し方—声の大きさ・話すスピード、板書のしかた、補助教材etc.
 毎回の授業でこれらのカードが全て揃うということはなかなか難しいですが、それを目指すために、私の授業を叩き台にして、皆さんと分かりやすい文法説明を検討していきたいと思います。
《今後のテーマ(予定)》
・文法:“是〜的”構文(“了1”とからめて)
・“把”構文
・“正在”と“着”
・発音(声調、母音、子音など)

☆簡単!メディア教材の使い方    コーディネーター:氷野善寛(関西大学・PD)
 コンピュータを使って何ができるのか、学生、教員それぞれの立場で必要となるスキルやちょっとした小ネタを中心に検討していきたいと思います。ただしe-Learningやコンピュータを使った外国語教育は万能ではなく、あくまで効率よく学んだり処理したりするための一つのツールであり手段であることを忘れてはいけない。

《今後のテーマ(予定)》
・音声の簡単編集、編集ソフト紹介
・簡単なフラッシュカード&音声の作り方      
・授業で使えるお薦めメディア機器&アプリ
・簡単な成績処理の仕方

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